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執筆者の写真Ryo Hanataka

分子栄養学とカロリー栄養学の違いを1分解説!



カロリー栄養学:伝統的なアプローチ

一般的に栄養学の話をする時に多くの方が思い浮かべるのが、カロリー栄養学だと思います。カロリー栄養学は、食品のエネルギー量、栄養価、および消費されるカロリー量に焦点を当てた伝統的なアプローチで、一般的に管理栄養士が学ぶ栄養学はこのカロリー栄養学の観点です。このアプローチでは、炭水化物、タンパク質、脂質などの栄養を摂取することで、体重管理やエネルギーレベルを調整することが目的です。カロリー栄養学は、栄養バランスを保つための一般的なガイドラインを提供しますが、個々の生化学的プロセスや生理学的応答を考慮することは少ないのです。


分子栄養学:個人差を重視する新しいアプローチ

それに対して分子栄養学は、各栄養素が細胞の分子構造や代謝プロセスにどのように影響を与えるかを研究する分野です。また分子栄養学は個人差を重要視するのが特徴です。考えてみると当たり前ですが、これほど多様化した生活習慣の中、消耗する栄養素の種類や量は人によって違います。そこで、一人一人の生活習慣を考慮して摂取量を変えていく必要があるのです。


個人差への対応:栄養状態の最適化

例えば、タバコを吸う人や過度なストレス環境にある人は、抗酸化作用や抗ストレス作用を持つビタミンCをより多く消耗してしまうのです。通常では1日あたり1000mgの必要量のところが、この場合は2000mg必要になるかもしれません。よって、栄養状態の改善のためにはそのほかの習慣にも焦点をあてて考慮していくことが必要になるということです。


車で例えると:カロリー栄養学と分子栄養学の違い

例えば、あなたがもしガソリンスタンドで「このガソリンは、1リットルあたり20km走れますよ」と店員さんから言われたらどう思うでしょうか?もちろんそれは車の燃費によるでしょと考えるはずです。ここでのガソリンはカロリーのことであり、カロリー量というのは車が最大限の燃費性能を発揮した時の理論値でしかないということです。つまり、ガソリンの性能も重要ですが車自体の燃費性能を向上させることも欠かせないということです。そして、ここでの車のエンジンの部分はミトコンドリアのことを表しています。このようにガソリンの部分にこだわるのがカロリー栄養学であり、車自体の性能を上げていくことにこだわるのが分子栄養学です。


◉あなたも、未病のプロとして活躍しませんか?

未病栄養コンサルタントとは、分子栄養学をベースにして身体と心の仕組みを理解し、未病の段階で健康を見直すきっかけを提供する専門家です。この資格は、2021年9月に始まり、2024年4月時点で世界中から230名ほどの様々な専門家(管理栄養士、看護師、薬剤師、理学療法士、医師、歯科医師、エステティシャン、ヨガインストラクター、メンタルコーチ、パーソナルトレーナーなど)が受講し、認定されています。

 

◼︎講座内容

基礎編:分子生物学と分子栄養学の基礎学習

講座では、まず分子生物学と分子栄養学を基礎編として教えております。これにより、細胞の仕組みや栄養素の生理作用を理解し、なぜその栄養素が必要なのかをメカニズムから説得力を持って説明できるようになります。受講者の方からは、これまでの経験と知識が結びついて線になったという声をよくいただきます。特に医療従事者の方は、学ぶ価値が非常に高い内容です。


実践編:WELL BE CHECKを活用したカウンセリング法を習得

WELL BE CHECKは、弊社が独自で開発したLINEの設問だけで未病を数値化することのできるツールです。このWELL BE CHECKのデータを分析することで、対象者の栄養状態だけでなく、睡眠習慣、ストレス習慣、性格やライフスタイル、そして心の状態まで考察することができます。生活習慣とは人生そのものであり、対象者の人生の背景をイメージしながら、本質的な健康課題を見つけていくことができます。


◼︎コミュニティ活動で同志に出会える

受講者および認定者は、1つのコミュニティとして交流会や勉強会を開催し、様々なプロジェクトに取り組んでいます。このコミュニティには多くの専門家が在籍し、お互いに知識を教え合ったり、業務提携したりしながら、未病産業を共創しています。


◼︎ヘルスケアビジネスの起業をサポート

将来的にヘルスケア領域で起業を考えている方や、すでにヘルスケア領域で起業をしている方には、特に最適な環境です。チーム未病のコミュニティには同じように起業を目指して活動している方がたくさんいらっしゃいます。失敗しない起業を目指していくためには具体的にどのような考え方や準備が必要なのか、またヘルスケア特有のマーケティングのノウハウまでみんなで切磋琢磨活動をはじめることが可能です。


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